県は24日、10歳未満から90歳以上の1175人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。那覇市の80代男性と浦添市の80代男性の死亡も報告された。
県全体のコロナ専用の病床使用率は43・1%で、重症者用の病床使用率は13・3%となっている。圏域別の病床使用率は沖縄本島が51・2%、宮古が3%、八重山が6・8%となっている。
感染者のうち感染経路が分かっているのは588人で、内訳は家庭内が396人、友人・知人が80人、職場内が46人、施設内が29人、飲食が14人、その他が23人。名護市内の病院と社会福祉施設で2件のクラスターを確認した。米軍関係の陽性者は42人だった。
24日からの会食制限の緩和について、県の宮里義久感染対策統括監は「これまで身に付けてきた感染対策を前提に、特に会食や友人との交流、体調不良の時には感染対策をお願いしたい」と話した。(中村優希)
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