キジムナー、耳切坊主…琉球妖怪が怪しく輝く 青森のねぶたに変身、25体一同に 読谷むら咲むら


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大きなキジムナーのねぶたを指さして見入る家族連れ=23日、読谷村の体験王国むら咲むら

 【読谷】沖縄に言い伝えられる妖怪「琉球妖怪」をモチーフにしたねぶたを一堂に展示し、夏の夜に怪しく輝く「琉球妖怪2022」が23日、読谷村の体験王国むら咲むらで始まった。9月4日まで。

 展示は25体。キジムナーや耳切坊主などの大ねぶたが見どころ。琉球新報小学生新聞「りゅうPON!」で連載していた「琉球妖怪大図鑑」著者の小原猛さんと三木静さんが作成した資料を基に、青森県の大型立ねぶた制作者福士裕朗氏が本場のねぶたを制作した。

 イベントは読谷村をイルミネーションで盛り上げる「よみたん夜あかりプロジェクト」の夏企画として開催。屋台やプロジェクションマッピングなどもある。初日は家族連れなどが訪れ、迫力あるねぶたの前で写真を撮るなど楽しんでいた。

 幼なじみと訪れた幼なじみと訪れた浦添市の小6児童は「大きなキジムナーがいた。友だちと一緒に妖怪のスタンプラリーをして楽しい」と喜んだ。

(島袋良太)

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