名護市議の宮城安秀氏が死去 辺野古推進協会長も歴任 67歳


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宮城安秀氏

 名護市議の宮城安秀さんが24日午後6時半ごろ、病気療養中のところ名護市内の病院で死去した。67歳。市辺野古出身。

 告別式は26日午後3時から4時、名護市辺野古平和之塔前広場で。喪主は妻良美(よしみ)さん。

 宮城さんは2010年の名護市議選で初当選し、現在3期目だった。

▼名護市議会議員選挙2018の開票結果(選管最終)

 米軍普天間飛行場の移設先とされる辺野古区の区民有志でつくる代替施設推進協議会の会長を歴任するなど、普天間飛行場の辺野古移設を条件付きで容認する立場で受け入れの姿勢を示していた。今年9月の市議選には出馬せず引退する意向を示していた。

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