
7月31日午後6時ごろ、沖縄県久米島町西銘の久米島西中学校のそばを通る県道242号に約1メートルの楕円(だえん)形の岩が落ちているのが見つかった。学校敷地内の木の根元にあった岩が転がり落ちたとみられている。
岩は約30メートル離れた県道の中央線付近で止まっていた。けが人はいなかった。午後7時ごろ、近くの住民がフォークリフトで撤去し、校内の安全な場所まで運んだ。
町建設課によると、岩は数十年前から同じ場所にあったとみられる。31日に断続的に降り続いた雨の影響で、土砂が緩み転げ落ちた可能性があるという。
町教育委員会は1日、町内の幼稚園2園、小学校6校、中学校2校に学校設備の安全点検をするよう通知した。
(照屋大哲)
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