沖縄コロナ5050人 4人死亡(8月4日午後)


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オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は4日、新型コロナウイルスの新規陽性者5050人(前日6180人)を確認したと発表した。前週木曜日の5442人と比べ392人減った。陽性者の累計は37万8890人。病床使用率は85.6%(前日88.2%)、重症者用の病床使用率は43.5%(同37.1%)。4人の死亡が報告されたほか、クラスターの追加1例が確認された。

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 亡くなったのは那覇市の90代男性2人、70代の男性、宜野湾市の80代女性。亡くなった人の累計は515人。

 米軍関係者の新規陽性者数は114人(前日52人)で、累計は1万9640人。

 県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は2417.05人で、132日連続で全国ワースト。2位は東京都1690.11人、3位は福岡県1658.12人、全国平均は1164.69人。

 入院調整中は5444人(前日7004人)、宿泊施設療養中は511人(同528人)、自宅療養中は3万4745人(同3万3002人)。入院中は652人(同674人)、うち重症は27人(同23人)。療養中の患者の合計は4万1594人(同4万1417人)。 

(いずれも速報値)

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