夏の甲子園、沖縄代表の興南は大会第3日の8日、第4試合(午後3時半開始予定)で市船橋(千葉)と1回戦を行う。4年ぶり13度目の出場の興南と15年ぶり6度目出場の市船橋。試合の見どころを紹介する。
興南は1981年春1回戦で印旛に1―3、2018年夏2回戦で木更津総合に0―7で敗れている。白星を挙げられていない千葉勢から1勝をもぎ取りたい。
興南の安定した投手陣が、攻撃力のある市船橋の打線を抑えられるかどうかが勝敗の鍵を握る。四死球や犠打飛も絡めて得点を狙う相手に、付け入る隙を与えないよう強度の高い守備で臨みたい。
興南打線は、特徴の異なる坂本崇斗や森本哲星ら相手投手陣の球を見極めることが大切だ。上位、下位どちらからでも好機を逃さず、高い身体能力を生かして得点を狙う。
千葉大会の各試合で逆転勝利してきた相手は勢いがある。
7月中旬までだった沖縄大会から期間の空いた興南は、実戦の感覚を取り戻して万全の状態で挑みたい。
(金良孝矢)
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