琉球新報社 8月6日に阪神甲子園球場で開幕する全国高校野球選手権大会に興南が出場する。夏の甲子園は4年ぶり13度目。夢の舞台に挑む登録メンバー18人を紹介する。
（4）國吉琉心（くによしりゅうへい） 二塁手
県大会は初戦から二塁を守ったが準々決勝は熱中症で出場できず、体調管理に一層気を配る。また計2失策を悔やみ、修正を誓う。下位打線だが打率は4割4分4厘と好調。出塁率も5割4分5厘と頼もしい。甲子園は「緊張するが、自分のできることをしっかりやる」と気を引き締める。美里中時代はうるま東ボーイズで遊撃を務め全国8強入り。171センチ、右投げ右打ち。趣味は漫画やアニメ。
（5）呉屋輝（ごやひかる） 三塁手
高2から三塁手を専門とするようになった。165センチと長身ではないが、軽快な動きの守備に定評がある。小中は北美ファイターズや北谷ボーイズでオールラウンダーとして活躍、どこでも守れる。県大会は下位打線でチャンスをつくれなかったことを反省しバットを振る。夢の舞台へは「春を辞退した分、夏への思いは強い」と気合十分。右投げ右打ち。美里中出。趣味はアニメや漫画など。
（6）仲程雄海（なかほどおうか） 遊撃手
2年生ながら先陣を切るリードオフマンを任される。打率3割5分で勢いがあり、犠打もきっちりこなす。3年生に混じり「生半可にはできない」と集中力は高い。長所は初球からのフルスイングと三振が少ないこと。オリックスの宮城大弥は宜野湾ポニーズの先輩。全国では「先輩たちのように輝いてプレーをしたい」と胸を躍らせる。嘉数中出。172センチ、右打ち右投げ。趣味は寝ること。
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