琉球新報社 8月6日に阪神甲子園球場で開幕する全国高校野球選手権大会に興南が出場する。夏の甲子園は4年ぶり13度目。夢の舞台に挑む登録メンバー18人を紹介する。
（10）平山航多（ひらやまこうた） 投手
マウンド上で淡々と投げ込み、チームにリズムをもたらすことが強みの2年生左腕。昨秋の九州大会1回戦で完封勝利する活躍を見せたが、県大会の準決勝は先発するも緊張で制球が乱れわずか35球で無念の降板。自分の投球ができなかったことに納得せず、甲子園では「できることをしっかりやって貢献したい」と気合が入る。173センチ。左投げ左打ち。嘉数中出。趣味は音楽を聴くこと。
（11）金城大翔（きんじょうひろと） 投手
夏の県大会で登板の機会はなかったが、アイシングの準備や声を出してベンチを盛り上げるなどチームを支えた。制球力が武器で、最速135キロの直球やスプリットなどの変化球を操る。夢の舞台に向けて練習では力を込めて腕を振り続ける。「一戦一戦をチーム一丸となって戦いたい」と長い夏を誓う。175センチの右投げ右打ち。那覇市立鏡原中出。趣味はきょうだいと遊ぶこと。
（12）砂川康成（すながわこうせい） 投手
マスクをかぶる2年生。県大会は出場機会はなかったが、肩をつくる投手の球を受けたり、ベンチから声掛けをしたりしてチームを盛り上げた。自身の長所を「ポジティブ」と語り、「メンバーに入るからには責任を持って貢献したい」と前を向く。小中学生時代は浦添タイガースや浦添ボーイズでプレー。175センチの右投げ右打ち。仲西中出。趣味は地元の友人とのおしゃべり。
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