宿泊療養施設の県外利用者が増加傾向 本島の病床使用率は100%超 高止まり続く 沖縄コロナ4315人(8月17日朝まとめ)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は16日、県内で10歳未満から100歳以上の4315人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者は10日連続で前週の同じ曜日を下回っていたが、16日は微増に転じた。

 県感染症総務課の城間敦課長は「盆休みで医療機関が休んだ影響なのかまだ分からず、様子を見て対策を考える必要がある」と述べた。

 入院患者は前日比24人減の695人だったが、病床使用率は91・2%と高止まりが続いており、圏域別では本島100・5%、宮古43・9%、八重山45・0%だった。 県内では重点医療機関以外の病院でも感染者計420人が入院しており、県全体の入院患者は1115人となる。入院調整が困難な状態が続いており、入院待機ステーションも同日午前11時半時点で、28人を受け入れており、城間課長は「県全体で医療ニーズが高まっている」と述べた。

 観光シーズンに入り、宿泊療養施設に入所する県外在住者の割合も高まりつつあり、8~14日は療養者計723人のうち、県外在住者の割合は17・4%(126人)で、1~7日の17・1%より微増となった。 米軍関係の感染は101人だった。

(嘉陽拓也)

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