社会

30代男性、健康管理システムへの入力途絶え・・・数日後に死亡確認 沖縄本島の病床使用は99%、入院調整困難に コロナ3605人、死亡計2人(8月13日朝まとめ)

 県は12日、10歳未満から100歳以上の3605人が新たに新型コロナウイルスに感染し、30代と90歳以上の男性が亡くなったと報告した。県全体の病床使用率は92・9%で今年最高となっており、本島は99・4%で入院調整が困難になっている。

 県によると30代男性は7月7日に陽性と診断され、15日に死亡が確認された。自宅療養中の8~10日には自動架電の健康管理システムに入力があったが11日以降は入力が途絶えたという。男性には、県対策本部が8~10日に、保健所が13日以降に毎日複数回電話したが応じることはなく、15日に警察から保健所に死亡確認の連絡があった。
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 県対策本部では、感染拡大により健康管理の電話もハイリスク患者に重点化せざるを得ない状況にあるという。県感染症総務課の城間敦課長は「訪問も含めた対応も検討しないといけないが、自動架電への応答や健康管理システムの入力の重要性もご理解いただきたい」と説明した。

 12日の入院患者は前日比25人増の708人。圏域別の病床使用率は宮古60・6%、八重山60・0%だった。

 県立八重山病院では6~11日にかけて入院患者や職員計8人が感染するクラスター(感染者集団)が確認されている。  宮古、八重山地域では、県立や民間病院などで感染者多発による病棟閉鎖や医療従事者の就労制限が増えている。病床使用率は6割だが、医療資源が限られているため、数値以上に地域医療体制が逼迫(ひっぱく)しているという。

 米軍関係の感染は47人で、累計で2万12人となった。 

(嘉陽拓也)
 

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