【宜野湾】宜野湾市長選が4日、告示された。届け出順に、無所属現職の松川正則氏(68)=自民、公明推薦=と、「9・29県民大会の会」会長で無所属新人の仲西春雅氏(61)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦=の2氏が立候補し、一騎打ちが決まった。米軍普天間飛行場の返還・移設問題やコロナ下での経済再生を重要争点に1週間の選挙戦が幕を開けた。11日に投票、即日開票される。
松川氏は市大謝名で出陣式を開き「この4年間、市の行政を担ってきた自負がある。住んで良かったと思える宜野湾市にしたい。市政を継続して成し遂げたい」と力を込めた。
仲西氏は市野嵩で出発式を開き「誇りを懸けた闘いだ。市民の安心安全な暮らしを取り戻すことを約束する。しっかり市民の思いを受けて政策を実現する」と呼び掛けた。
市長選と同じく辺野古移設の是非や経済再生が争点となっている県知事選と同日投開票となり、今後の沖縄の基地問題や経済の行方を占う上で大きな注目を集める。
5日から期日前投票が行われる。
4日現在の選挙人名簿登録者数は7万8726人(男性3万7749人、女性4万977人)。 (新垣若菜)
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