米軍の空中給油機が事故 嘉手納基地所属 爆撃機と訓練中 横田基地に緊急着陸 詳細明かさず


社会
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KC135空中給油機(資料写真)

 米軍嘉手納基地の第18航空団第909給油中隊所属のKC135空中給油機1機が10日、B1Bランサー戦略爆撃機と空中給油訓練中に事故を起こし、横田基地に緊急着陸していたことが分かった。負傷者はいない。嘉手納基地の第18航空団は本紙取材に「KC135は横田基地に無事に着陸した」と答えたが、詳細は明らかにしなかった。

 米オンライン誌のドライブは13日、10日午前9時ごろ、日本の東の太平洋上で事故が発生し、KC135空中給油機は横田基地に緊急着陸したと報じた。B1B戦略爆撃機はサウスダコタ州エルスワース空軍基地の第28爆撃航空団所属機で、グアムのアンダーセン空軍基地に帰還したという。

 航空自衛隊によると9日、米軍との共同訓練を青森県西方の日本海上の空域で実施し、嘉手納基地のKC135空中給油機2機を含む21機の米軍機が参加した。事故機との関連性は分かっていない。
 (名嘉一心)

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