スウェーデンのカロリンスカ研究所は3日、2022年のノーベル医学生理学賞を、DNA解析に基づく人類の進化の研究で成果を上げた独マックスプランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボ教授に授与すると発表した。沖縄科学技術大学院大学(OIST)にも在籍している。
同教授が参加するOISTの研究チームは2020年、新型コロナウイルスの重症化リスクを高める遺伝子が旧人「ネアンデルタール人」に由来することを突き止めた。
▼OISTなどのチームでスバンテ・ぺーボ氏らが取り組んだ研究はこちら
【関連記事】
▼「今こそ未来に投資を」沖縄科学技術大学院大学で10周年式典
▼OIST、スタートアップ支援の拠点構想 4000人の雇用創出も