米海兵隊員が自衛隊機に搭乗、与那国島へ 米軍が出発の様子を動画で公開 日米統合演習


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日米共同統合演習「キーン・ソード23」の一環で、与那国空港に向かうため、自衛隊CH47ヘリコプターに搭乗する海兵隊員ら=11日、那覇空港(米軍サイト「dvids」掲載の動画より抜粋)

 米軍は12日、日米共同統合演習「キーン・ソード23」に向けて、米海兵隊員が自衛隊のCH47ヘリコプターに乗り込み、那覇空港から与那国島に出発する動画を米軍サイト「dvids」で公開した。米軍が与那国島で訓練を実施するのは初めて。夜間に荷物を積み込んだ後、海兵隊員が搭乗し、出発するまでの一連の様子が記録された。

 公開した映像は11日の撮影としている。動画によると、うるま市のキャンプ・コートニーに司令部を置く第3海兵師団の第12連隊の海兵隊員がヘリに搭乗した。

 防衛省などの説明によると、自衛隊と米軍は与那国駐屯地で日米指揮所を開設する訓練を実施する。米海兵隊員は最大40人となる予定。与那国駐屯地によると5日にも十数人が到着していた。

(池田哲平)

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