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沖縄を元気にする 武田寛枝・ロワジールホテル&スパタワー那覇総支配人<仕事の余白>


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 最近は「沖縄を元気にしたい!」という想いで、ロワジールホテル&スパタワー那覇のスタッフと二つのプロジェクトを進めている。

 一つは、在庫過多で窮地にある黒糖産業を守る「沖縄黒糖プロジェクト」である。サトウキビや黒糖の生産者を応援するため、販路と消費の拡大につなげるべく、黒糖のスイーツやパンを開発し、ロワジールホテル&スパタワー那覇をはじめ本土にあるグループのホテルで販売する取り組みだ。

 昨年から開始し、初回はグループのロイヤルパインズホテル浦和と共同で商品開発して、大変ご好評をいただいた。今年はさらに商品をバージョンアップさせ、黒糖のおいしさを広めるため、鎌倉の人気チョコレートブランド「メゾンカカオ」と共同開発し、年明けに新商品として販売を開始する予定だ。

 二つ目は、沖縄のみんなが楽しみにしている「クリスマスのイベント」だ。昨年はほとんど実施できなかったが、今年は明るく楽しいクリスマスを復活させたいと思っている。12月24日と25日の2日間は、リアルなサンタさんがホテルに登場し、お客様をお迎えする。さらに昨年は2種類だったクリスマスケーキも、モンブランやピスタチオを追加した、パティシェ渾身(こんしん)の4種類をラインナップする。ぜひご自宅で、家族みんなで一緒にお召し上がりいただきたい。

 大好きな沖縄を元気にするお手伝いができるよう、これからも私たちのホテルからさまざまな企画を発信していきたい。