沖縄コロナ937人、前週より33人減 県立精和病院で新たなクラスター(12月31日午後)


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オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は30日、新型コロナウイルスの新規陽性者937人(前日1170人)を確認したと発表した。前週土曜日の970人と比べ33人減少した。陽性者の累計は54万3135人。また、県立精和病院で30日に新たなクラスターが確認されたと発表した。同病院では20日にもクラスターが確認されており、30日までに2例を合わせた累計感染者数は入院患者、職員合わせて49人となった。

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 病床使用率は34.9%(前日35.4%)。重症者用の病床使用率は10.2%(同10.2%)。

 米軍関係者の新規陽性者数は、情報提供がなかった。

 県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は496.06人で、全国47位。最も多かったのは佐賀県で1491.32人 、2位は宮崎県1477.38人。全国平均は924.77人。

 入院中は234人(前日237人)、うち重症は5人(同5人)、宿泊施設療養中は321人(同311人)、自宅療養者(推計値)は6689人(同6707人)、療養先調整中は91人(同113人)。

 (いずれも速報値)

 

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