沖縄県は4日、新たに1035人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日と比較して400人減っている。
入院中は237人で、中等症が91人、重症が8人いる。自宅療養者数は前日より399人減り6137人。県全体のコロナ専用の病床使用率は35・4%で、圏域別では本島が38・7%、宮古が13・6%、八重山が22・2%となっている。
施設内感染などで県が支援に入っている社会福祉施設は67件で、療養者は高齢者施設で209人(酸素投与2人)、障がい者施設で75人。
新規感染者で最も多いのは20代の205人で、30代の191人、40代の156人、50代の140人と続く。
県は5日に対策本部会議を開く予定。年末年始には医療施設などでの検査が行われないため新規陽性者数は減少しているが、明日以降増加が予想されるとして、3連休に向け感染対策を呼び掛けている。
(普天間伊織)
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