沖縄都市モノレール(ゆいレール、渡慶次道俊社長)の一部車両3両化に向けた最初の新車両が9日、那覇市の那覇港に到着した。3両編成は1月中に試験運行が始まり、2023年度中の運行開始を予定する。
新車両を乗せた船は9日午前8時頃に那覇港に到着し、同11時5分頃に1両目の車両が船から姿を現した。午後3時前には3両すべての陸揚げが完了した。新車両は10日未明、車両基地への輸送を予定する。
同社は今後、車両編成を25本に増やし、うち9本を3両化する計画だ。3両編成の新車両は計4本、本年度は2本導入する。残り5本は現在使用している2両編成を3両編成に改造する。乗車定員は、現在の2両編成車両が165人で、3両編成では86人増加して251人となる。 (武井悠)
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