【宜野座】阪神タイガースが沖縄県宜野座村で行う春季キャンプが今年、20周年を迎えた。村総合運動公園に「写真をトラ(撮ら)せたい」と、2万鉢の花による鮮やかで独創的な「花文字」が整備され、球団や全国からの阪神ファンを熱烈歓迎している。キャンプは27日まで。
今季のチームスローガン「A.R.E.」など、村観光協会の職員でアイデアを出し合った花文字でキャンプに華を添える。使用した花はマリーゴールド、ベゴニア、ペチュニア。提供した道の駅ぎのざの直売所・園芸センターギノザの玉元紹賢代表は「2万鉢もの苗がキャンプの時期に見頃を迎えるよう、3カ月をかけて栽培してきた。この時期の花は日持ちも良い。ぜひ多くの人に鑑賞してほしい」と語る。
選手の手形が掲げられた「春季キャンプ20周年記念碑」も新たに設置された。今後も球団とファン、宜野座村の絆をより強く結び、〝限界突破〟を目指す。
(池辺賢児通信員)
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