キングス初の頂点へ王手 バスケ天皇杯 3月に東京・有明で千葉と決勝


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琉球-横浜 第3Q、ドライブからシュートに行く琉球・今村佳太=15日、沖縄市の沖縄アリーナ(大城直也撮影)

 バスケットボールの第98回天皇杯全日本選手権準決勝は15日、沖縄市の沖縄アリーナで行われ、琉球ゴールデンキングスは横浜ビー・コルセアーズと対戦し96-91で勝利し、初の決勝進出を決めた。観客は過去最多の8503人。決勝は3月12日に東京都の有明コロシアムで行われ、キングスは千葉ジェッツと対戦する。

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 キングスはジャック・クーリーがリング下のリバウンドで強さを見せてチーム一の23得点、今村佳太が3点弾を決めるなど21得点でチームを鼓舞した。前半を56-44で折り返したが、第3Qで詰められ、第4Qは1点差まで迫られるなど試合は最後まで緊迫。残り12.9秒、横浜がファールゲームを仕掛ける中、アレン・ダーラムがフリースローを4本中3本沈めて逃げ切った。

 キングスは昨季リーグ1部で準優勝し、準決勝から登場。今大会これが初戦だった。(大城三太)

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