「沖縄へ移駐、申し訳ない」砂川事件元被告の男性、辺野古ゲート前集会に参加「連帯して闘う」


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辺野古新基地建設反対の運動との連帯を訴えた「砂川事件」の元被告の土屋源太郎さん=4日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 県民大行動には、米軍旧立川基地の拡張に反対した学生らが起訴された砂川事件の元被告の土屋源太郎さん(88)も参加した。土屋さんは「粘り強く、諦めずに闘いを続けることが大事だ」と語った。

 土屋さんは、全国の米軍専用施設の約7割が沖縄に集中していることについて「本土で基地反対運動が高まり、沖縄への移駐によって生じた。申し訳ない気持ちがある」と述べた。その上で「今日の経験を持ち帰って共有し、沖縄と連帯して運動を続けていく」と語った。

(松堂秀樹)