沖縄県がインフルエンザ注意報発令 八重山、宮古で感染が広がる


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沖縄県庁(資料写真)

 沖縄県は16日、インフルエンザの第10週(6~12日)の定点報告が11.27人(報告数620人)になったとして、流行注意報を発令した。注意報の基準値は10人だが、保健所別では八重山が99.0人と突出しており、宮古も21.25人と離島で感染が広がっているという。

▼3月10日には本島地域のインフル流行警報解除

 県ワクチン・検査推進課によると、八重山では保育園などで流行が広がっており、局所的な感染拡大が県全体の数値を押し上げているという。

 他の地域では保健所別に、中部5.89人、南部5.00人、那覇市4.50人、北部2.60人でピークは過ぎているという。
(嘉陽拓也)

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