県警警視に罰金50万円 児童買春の罪 沖縄


この記事を書いた人 アバター画像 仲井間 郁江
那覇簡易裁判所(資料写真)

 那覇区検は17日、女子中学生(13)に現金を渡す約束をして性的行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反罪で県警の男性警視(45)を略式起訴した。那覇簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出した。

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 起訴状によると、警視は今年2月、沖縄県内の駐車場に止めた車内で、中学生に性的行為をしたとしている。

 警視は3月2日に同容疑で逮捕され、15日に同じ中学生への児童買春容疑で追送検されていた。那覇地検は、追送検された容疑については17日付で不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。

 県警によると、警視と中学生は、SNSを通じて知り合った。

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