謎の「シン泡盛」の正体はこれだ→泡盛初、清酒酵母を使用「島唄」 癖なく爽やかに まさひろ酒造


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新商品をPRするまさひろ酒造の比嘉昌泰社長(右から2人目)とCMに出演した川満アンリさん(同3人目)、こきざみインディアンのもーりーさん(右端)、さーねーさん=21日、那覇市のパレットくもじ前交通広場

 泡盛メーカーのまさひろ酒造は創業140周年を記念した新商品の発表会を21日、沖縄県那覇市のパレットくもじ前交通広場で開催した。泡盛では初となる清酒酵母を使って製造した泡盛に泡盛酵母の古酒をブレンドした新商品「島唄」は、28日から発売される。

 価格は瓶720ミリリットルが800円、1800ミリリットルが1600円、紙パック900ミリリットルが850円、1800ミリリットルが1500円。

 比嘉昌泰社長は「清酒酵母が爽やかに香り、癖のない飲みやすい泡盛になった」と自信を見せ、「コロナの影響により大勢で飲む機会が減ったが、リアルな場で集まって飲む体験を楽しんでほしい」と呼びかけた。

 発表会には商品のCMに出演したタレントの川満アンリさんやこきざみインディアンらも登場した。

 同社は新商品の発表を前に1日から「謎の#シン泡盛」と記したお試し用の100ミリリットルボトル1万4千本を県内の量販店や飲食店などで無料配布した。

 同社では総額140万円分の景品が140人に当たるキャンペーンなど創業140年にちなんだ企画も実施している。

(普天間伊織)