新基地つくる地元に「できる限り配慮」　政府との懇談会開催を受けて浜田防衛相

　浜田靖一防衛相は26日午前の閣議後会見で、6月1日に防衛省でオースティン米国防長官と日米防衛相会談を実施すると明らかにした。

　会談では、１月の外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会（2プラス2）で確認した同盟強化に向け、具体的な内容を協議するという。

　浜田氏は、米軍普天間飛行場の移設先周辺の名護市辺野古、久志、豊原の３区（久辺３区）と政府が話し合う「久辺三区の振興に関する懇談会」が２５日に開かれたことに関し、今後の対応を問われ「移設工事を進めていく上で、直接最も大きな影響を受ける久辺３区の皆さまに、できる限りの配慮をしていく考えだ」と述べた。