沖縄県「平和都市連帯」参加 地域外交で副知事、韓国済州島訪問


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「グローバル平和都市連帯」の加入意向書を呉怜勲済州特別自治道知事(左)に手渡す沖縄県の照屋義実副知事=2日、韓国・済州特別自治道西帰浦市の済州国際コンベンションセンター

 【韓国・済州島で知念征尚】沖縄県による地域外交強化の一環で韓国・済州島を訪問中の照屋義実副知事は2日、済州国際コンベンションセンターで韓国・済州特別自治道の呉怜勲(オヨンフン)知事と会談し、済州道が呼びかけている「グローバル平和都市連帯」へ沖縄県として参加意向を示し、合意した。

 照屋副知事は「手を取り合ってアジア、世界の平和に貢献したい」と強調。平和の発信で世界の都市との連携を深めたい考えで、県としての具体的な取り組みを調整する。

 加入都市は済州のほか、第1次世界大戦の激戦地となった仏・ベルダンや独・オスナブリュックに続き4カ所目となる。

 呉知事は沖縄について「冷戦時代に一番痛みをもった地域だ」と述べ、賛同に謝意を示した。照屋副知事は島しょ地域であるなど済州と沖縄の類似性に言及し「東アジアの平和に貢献できるだけの共通のものがある」と述べた。


<用語>グローバル平和都市連帯

 韓国政府から「世界平和の島」に指定された済州が、欧州の平和都市と連帯・協力して構成した都市間ネットワーク。ベルダン、オスナブリュックと2021年に締結合意。22年に済州とベルダンが共同でウクライナ平和祈念写真展を主催。済州とオスナブリュックの平和音楽会が開かれた。