泡盛「海乃邦古酒」がアジア最大級の品評会で2年連続最高金賞 県酒造協同組合


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受賞を報告する県酒造協同組合の武田智専務理事(右)と石川洋工場長(左)=6日、琉球新報社

 アジア最大級の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2023」の焼酎部門で、県酒造協同組合(那覇市)の琉球泡盛「海乃邦KOHAKU12年古酒43度」が最高金賞を受賞した。昨年に続き2年連続の受賞。

 同組合の武田智専務理事らが6日、琉球新報社を訪れ「2年続けて最高の評価を受けたのは組合にとっても大きな励みだ。ファンを増やすきっかけになれば」と受賞を報告した。

 TWSCは日本で唯一のウイスキー、スピリッツ、焼酎の品評会で、アジア最大級規模とされる。焼酎部門には274点が出品され、25点が最高金賞に選出された。

 海乃邦KOHAKU12年古酒43度は、オーク樽で長期熟成した原酒と12年熟成古酒をブレンドした琥珀色の泡盛で、樽由来の甘い豊かな香りと古酒ならではのまろやかさが特徴。720ミリリットル入りで希望小売価格は5500円。販売数量は3千本。
 (普天間伊織)