
沖縄の県軍用地等地主会連合会(土地連)が16日、創立から70周年を迎え、沖縄市のモーリアクラシック沖縄迎賓館で記念式典と祝賀会を開いた。来賓を含め130人以上が参加した。
沖縄戦の後、米軍に土地を強制接収され、住む家や財産を失った地主たちが、1953年に桑江朝幸氏を初代会長として市町村軍用土地委員会連合会を設立し、賃貸料の支払いを求める運動を展開した。
日本への復帰後も、国に対して賃貸料の交渉や跡地利用特措法の制定を求めるなど活動してきた。
式典で又吉信一会長のあいさつを仲田實副会長が代読。「今後も軍用地等諸問題の適正妥当な解決に取り組んでいく」とした。
(沖田有吾)