【動画】「やっぱりステーキ」がネパール進出 海外1号店、14日オープン ヤギや鶏がメイン


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14日にオープンするやっぱりステーキネパールチトワン店=ディーズプランニング提供

 ステーキチェーン「やっぱりステーキ」を展開するディーズプランニング(那覇市、義元大蔵社長)が、14日に海外1店舗目となる「やっぱりステーキネパールチトワン店」をネパール東部のチトワン郡に出店する。同社が6日、発表した。

 競合他社となる日本企業の進出が少ない一方、留学経験などで日本語が堪能な人材が現地に多く、人材の確保が期待できることからネパールでの出店を決めた。今回のネパールでの出店を皮切りに、アジア圏や北米での展開も視野に入れている。

 2022年にビジネスパートナーと共に現地法人を設立するなど準備を進めてきた。経済発展の目覚ましいネパールで、特別な日にステーキを食べる習慣を根付かせたい考えだ。

 宗教上の理由で牛肉を食べない人が多いことから、鶏肉とヤギ肉、豚肉をメインに現地のニーズに合わせたオリジナルメニューを展開する。看板のキャラクターデザインを牛からヤギに変更するなど、現地の文化や習慣に合わせた。

 同社は15年に那覇市松山でやっぱりステーキ1号店を開店し、17年には県外に出店、各地で店舗を拡大している。義元社長によると、海外展開は創業時からの目標だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で時期を見合わせていた。

 義元社長は「沖縄発のステーキ店としてステーキ文化を世界に広げていく。固定観念にとらわれず、進化し続ける新たな沖縄を発信したい」と意気込んでいる。

(普天間伊織)