移動中も“沖縄の風”を体感 屋根が開くリムジンバス 那覇空港-瀬長島、あすから 東京バス


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オープントップバスの車内後方座席。屋根がなく、運行中は風を直接感じることができる=6日、豊見城市の瀬長島ウミカジテラス

 東京バス(東京都、西村晴成社長)は8日から、後方座席の屋根が開閉可能なリムジンバスを那覇空港―琉球温泉瀬長島ホテル(豊見城市)で運行する。瀬長島ウミカジテラスに向かうバスでの移動中も沖縄の風を直接感じることができる。

 冷暖房の空調を備えるバスは前方の座席には屋根が付いているが、後方には屋根がなく、好きな座席を選べる。荒天時は手動で雨を遮るシェードを閉じることができる。定員は41人。大きな荷物用のトランクも収納できる。バスガイドも1人同行する。

 川添博明顧問は「今は実証運行となるが、今後は星空観察ができるナイトバスとしての運行も検討している」と話した。

 1日7往復。12月ごろまでの間、土日祝日のみの運行が基本。8月は毎日運行する。料金は片道大人250円、小人130円。予約は不要。
 (與那覇智早)

東京バスが運行するオープントップバス