妻と散歩中、子の浮き輪流されるの見て海へ…71歳男性死亡 岸に戻る途中で動かなくなる 沖縄・具志川ビーチ


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 15日午前7時15分ごろ、うるま市の具志川ビーチで「70代男性が浮輪を追いかけて海に入り、戻れなくなっている」と119番通報が男性の知人女性からあった。うるま市消防本部の水難救助隊などがビーチから500メートル付近の沖でうつぶせに浮いていた同市の男性(71)を救助した。男性は心肺停止の状態で本島中部の病院に搬送されたが、午前8時29分に死亡が確認された。

 中城海上保安部によると、男性は妻と同ビーチ付近を散歩中、近くの波打ち際で遊んでいた子どもの浮輪が沖に流されたのを見て、Tシャツや靴を脱いで海に入ったという。男性は100メートル付近先まで泳ぎ、岸に戻り始めたところで動かなくなったという。


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