台風11号、9月1日午前にも本島に最接近か 勢力発達させ近づく


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台風11号、台風9号の経路図(29日午前9時現在、気象庁ホームページより)

 台風11号は29日午前9時現在、フィリピンの東に位置し、時速25キロで西へ向かっている。中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル、中心から220キロ以内の全域が風速15メートル以上の強風域となっている。

 沖縄気象台によると、勢力を発達させながら沖縄地方に近づき、9月1日午前にも沖縄本島中南部に最も接近する見通しとなっている。

 気象庁の予報によると、台風11号は9月1日午前9時には沖縄本島近海に達するとみられ、中心気圧975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルになる見通し。

 一方、非常に強い台風9号は29日午前9時現在、フィリピンの東にあり、ゆっくりした速さで北西へ向かっている。中心気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心から75キロ以内の全域が風速25メートル以上の暴風域となっている。

 台風10号は29日午前9時現在、東北地方の東に位置し、時速35キロで東北東へ向かい、日本から遠ざかりつつある。


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