台湾嘉義県の翁章梁(オンツァンリャン)県長ら15人は7日、県庁に照屋義実副知事を訪ね、台湾産コーヒーの沖縄展開などについて話し合った。翁県長は沖縄の観光地としての魅力などを評価した上で、「沖縄で台湾産コーヒーを普及し、沖縄以外の日本国内への流通も目指したい」と述べた。
嘉義県の阿里山では気候などの条件が良く、世界的に評価されるコーヒー作りに成功している。現在、200ヘクタールほどの農地でコーヒーが生産されているという。
照屋副知事は「台湾と沖縄は距離も近く、関わりも深い。阿里山産のコーヒーとしてブランド化すれば沖縄でも広まるのではないか」と述べた。
(福田修平)