6月に公園で約0.1グラムの大麻を所持していたとして中学3年の少年(14)=本島中部=が大麻取締法違反容疑で逮捕された事件で、那覇家裁(後藤沙彩裁判官)は11日までに、同法違反容疑で送致された少年を保護観察処分にした。5日付。家裁は決定の詳しい内容を明らかにしていない。那覇地検は少年を8月15日に家裁送致していた。
県警によると、少年は「自分で吸うために持っていた。自分で購入した」などと話していた。少年は6月28日午前、本島中部の公園内で友人らと寝ていたという。通報を受けて駆け付けた警察官が職務質問し、所持品検査をしたところ、ポーチの中の袋に紙で巻かれた大麻を発見した。
また家宅捜索した自宅からも大麻0.1グラムが見つかったという。友人らは所持していなかったという。