【沖縄】8月にバスケットボールワールドカップ(W杯)が開催された沖縄市で、日本代表の渡辺雄太選手や日本バスケットボール協会前会長の川淵三郎氏、現会長の三屋裕子氏らがサインした日本代表チームのユニホームが贈られた。桑江朝千夫市長宛てに「心からの感謝を込めて」と記されている。川淵氏は大会の沖縄招致に尽力してきたことで知られる。ユニホームは当面は市役所4階で一般公開している。
川淵氏は今大会の会場となった沖縄アリーナの整備を公約していた桑江市長に2016年11月に連絡し、バスケW杯の開催地に名乗りを上げ、一緒に誘致することを提案した。市長は「やらせてください」と応じ、約1年後に開催が決まった。
W杯の観戦で沖縄を訪れた川淵氏と8月に食事した際には「大会が実現し、大の大人が2人で泣いた」と振り返った桑江市長。その場でこのユニホームを贈られた。
「最終盤で大逆転を演じたフィンランド戦や、体格差をものともせず勝利したベネズエラ戦など感動の連続だった」と大会を振り返り、「パリ五輪に向けてあの勢いを維持できることを期待している」と開催地から日本代表に改めてエールを送った。
(島袋良太)
バスケW杯、日本代表が何度も来店 沖縄・北谷のタコス店店長の「ある後悔」
沖縄市で開かれたFIBAバスケットボールワールドカップ2023で、アジア最上位となり48年ぶりに自力での五輪切符をつかんだ男子バスケ日本代表。激戦を乗り切った …
満島ひかり・真之介の実家はバスケ一家 W杯開催地の沖縄市が地元 父は指導者 次男は元プロ、バスケスクール運営
沖縄市出身のバスケ一家、満島恵作さん(右)と次男の光太郎さん=沖縄市のコザ中体育館 FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)開催地、沖縄市出身の有名なバス …