「大の大人が2人で泣いた」桑江市長、沖縄市でのバスケW杯振り返る サイン入りユニフォームを役所で公開


「大の大人が2人で泣いた」桑江市長、沖縄市でのバスケW杯振り返る サイン入りユニフォームを役所で公開 バスケ日本代表の渡邊雄太選手らのサインが入った日本代表ユニホームを披露する桑江朝千夫沖縄市長=4日、沖縄市役所
この記事を書いた人 アバター画像 島袋 良太

 【沖縄】8月にバスケットボールワールドカップ(W杯)が開催された沖縄市で、日本代表の渡辺雄太選手や日本バスケットボール協会前会長の川淵三郎氏、現会長の三屋裕子氏らがサインした日本代表チームのユニホームが贈られた。桑江朝千夫市長宛てに「心からの感謝を込めて」と記されている。川淵氏は大会の沖縄招致に尽力してきたことで知られる。ユニホームは当面は市役所4階で一般公開している。

 川淵氏は今大会の会場となった沖縄アリーナの整備を公約していた桑江市長に2016年11月に連絡し、バスケW杯の開催地に名乗りを上げ、一緒に誘致することを提案した。市長は「やらせてください」と応じ、約1年後に開催が決まった。

 W杯の観戦で沖縄を訪れた川淵氏と8月に食事した際には「大会が実現し、大の大人が2人で泣いた」と振り返った桑江市長。その場でこのユニホームを贈られた。

 「最終盤で大逆転を演じたフィンランド戦や、体格差をものともせず勝利したベネズエラ戦など感動の連続だった」と大会を振り返り、「パリ五輪に向けてあの勢いを維持できることを期待している」と開催地から日本代表に改めてエールを送った。

 (島袋良太)

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