西表で28.72キロのGT


西表で28.72キロのGT 10月19日、西表島で128センチ・28.72キロのGTを釣った対馬玄人さん
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 石垣島で釣りガイドしている対馬玄人さん。16日から西表島に用事があったので、ついでに打ち込みで大物を狙おうと3泊4日で竿(さお)を出した。

 初日の夜は40~55センチのカースビー2本と2.5メートルクラスのテンジクザメ2本と、惨敗。2日目は夕方から竿を出し、サーフでムネアカを3匹キャッチし、夜は前日のポイントへ移動し55センチメートルほどのカースビー1匹を釣り上げた。

 3日目は午後3時ごろから竿を出すと20分で40センチほどのムネアカが釣れ、上潮に変わってしばらくしての午後4時半ごろ、島ダコを餌に投げ込んだ本命竿のセンサーが一瞬鳴った。入りそうで入らないアタリが2~3回あったので、竿を手持ちに切り替えてグーッと引っ張られた瞬間に思いっきりフッキング。10キロに設定したドラグからラインを10メートルほど一気に出された。

 その引きからGTかもしれないと、さらにドラグを締めファイト開始。ポンピングて20メートルほど寄せたところで再び魚が走り、7~8メートルほどラインを出されたところで止まり、今度は横に泳ぎ始めた。堤防を左に50メートルほど行ったところで浜があったので、そこで取り込むことにした。何とか砂浜に誘導し、最後の抵抗を見せるGTを強引に浜に引き上げた。これが自己記録を更新する128センチ、28.72キロのGTだった。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

16日、石川海岸で64.5センチ・4.68キロのヤイトハタを釣った玉城卓郎さん
19日、残波岬で11.5キロのマンビカーを釣った平良亮さん
18日、読谷海岸で63.7センチ・3.45キロと58.2センチ・2.75キロのタマンを釣った上原竜さん
22日、那覇一文字で68.3センチ・4.76キロのアカジンと58.6センチ・3.05キロのクルバニーアカジンを釣った伊佐川正晃さん
18日、恩納海岸で5.07キロのクブシミを釣った呉屋吉隆さん
22日、那覇一文字で121センチ・22.5キロのロウニンアジを釣った宮良タスクさん(T.N.F.C)
19日、伊平屋島で48.0センチ・1.68キロのトカジャーを釣った比嘉秀史さん
9日、三重城でシガヤーダコを餌に40センチ・1.94キロのシルイユーを釣った具志堅翔さん(沖縄桜會)
18日、那覇一文字で74.5センチ・4.83キロのタマンを釣った仲順一史さん
8日、辺士名沖で65センチ・3.52キロのタマンを釣った比嘉裕紀子さん