沖縄本島北部に大型テーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」が2025年夏にも開業する計画が発表されたことを受けて、県内の金融機関などは28日、計画への出融資について明らかにした。
商工中金那覇支店はテーマパークの準備会社のジャパンエンターテイメントに対して、県内外の計13金融機関による計366億円のシンジケートローン(協調融資)を組成した。同支店の協調融資としては過去最大規模という。契約は22年9月で、同支店(融資額80億円)と琉球銀行(同50億円)がアレンジャー(主幹事)を担った。
沖縄銀行や全保連なども28日、出資していると発表した。北部テーマパーク事業では、県内の企業や個人投資家が幅広く出資に参画していることも特徴となっている。
(當山幸都)