県PTA連合会(岸本洋平会長)は20、21の両日、JTAドーム宮古島を主会場に第65回県PTA研究大会宮古大会を開催した。保護者、教員ら700人余が、PTAの存在意義などをテーマにした六つの分科会と全体会で学び合った。
全体会の記念講演ではミュージシャンの下地イサムさんが「将来の夢は多い方がいい」と題し、歌を交えて会場を盛り上げた。仕事が定まらず沖縄国際大学に28歳で社会人入学し、恩師との出会いから音楽の道を決意した経験などを語った。下地さんは「夢が見つからない子にも見つかる時が来る。回り道に寛容な社会であってほしい」と語った。
20日は島内の小中学校で分科会が行われた。浦添市立前田小PTAの仲間烈会長は環境美化作業にくじ引きを導入するなど、魅力的なPTA活動に挑戦していることを報告した。
(関戸塩)