2021年東京五輪で柔道女子48キロ級銀メダルの渡名喜風南(28)が31日、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。「五輪選手になれたことを誇りに思います。負けましたが後悔はありません」などとつづった。所属先のパーク24は同日付で退社。今夏のパリ五輪代表は逃していた。
両親は南風原町出身で神奈川県生まれの渡名喜は、鋭い足技を武器に活躍した。世界選手権では帝京大4年だった17年に初出場制覇し、18、19年は2位。22年はメダルに届かず7位にとどまり、実戦から離れていた。
今後については「次のステップ、ステージに向けて、私らしくゆっくりのんびりと変化を恐れず挑戦していきたいと思います」と記した。
(共同通信)
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