インフルエンザの流行警報、4週連続 学年閉鎖5施設、学級閉鎖は34施設 沖縄 前週よりは減少


インフルエンザの流行警報、4週連続 学年閉鎖5施設、学級閉鎖は34施設 沖縄 前週よりは減少
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沖縄県は16日、インフルエンザの流行警報が4週連続で継続していると発表した。5~11日に県内定点医療機関から報告のあった患者数は1604人で定点当たりでは29・70人。定点では前週(1月29日~2月4日)の41・00人から11・3人減少している。流行警報は定点あたり30・00人以上で発令され、10人未満で終息としている。

 インフルエンザの流行警報は1月15~21日の週から続いており、県は手洗いやマスク着用、予防接種などの感染予防策を呼びかけている。

 最新の年齢階級別患者数は5~9歳が559人と最多で、続いて10~14歳367人、1~4歳210人、15~19歳155人などと続く。教育機関の休校状況は学年閉鎖が5施設、学級閉鎖が34施設だった。

 保健所別の定点当たり人数では多い順に八重山42・00人、中部31・38人、北部29・40人、那覇市28・42人、南部28・29人、宮古23・00人となっている。

 ウイルスの型別割合はB型79・0%、A型11・8%、不明9・2%だった。(嘉陽拓也)