那覇市は9日、レンサ球菌という細菌が原因の感染症で、のどの痛みや発熱などの症状が出る「A群溶血性レンサ球菌咽頭(いんとう)炎」の患者数が増加しているとして、警報を出した。1月29~2月4日の1週間で市内の定点医療機関からの患者報告数が定点当たり9人となり、警報発表基準値の8人を超えた。
レンサ球菌咽頭炎の主な症状として、発熱やのどの痛みのほか、舌がイチゴのように赤くブツブツする状態(イチゴ舌)が主な症状。学校などの集団での感染が多いとされる。
飛沫・接触感染するため、市は手洗いやせきエチケットなどの感染対策を行うことが有効と呼びかけている。(吉田健一)
「のど風邪」流行 那覇市が警報 手洗いなど注意喚起 レンサ球菌 沖縄
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吉田 健一
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