沖縄県と沖縄気象台は14日午前10時17分までに、宜野湾市、浦添市、国頭村、北中城村、中城村、西原町、与那原町、那覇市、糸満市、豊見城市、南城市、南風原町、八重瀬町に土砂災害警戒情報を発表した。降り続く大雨のため、警戒対象地域では土砂災害の危険度が高まっている。崖の近くなど土砂災害の発生しやすい地区の住民に対し、早めの避難を心がけ、市町村から発表される避難指示などの情報に注意するよう呼びかけている。
沖縄本島中南部で大雨と洪水警報、本島北部で大雨警報を発表している。梅雨前線や前線に流れ込む湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となっている。雨雲の発達の程度によっては、15日にかけて続く見込み。低い土地の浸水や河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要。これまでの大雨で地盤が緩んでいる場所があるとし、気象台は14日夕方にかけて土砂災害への警戒を呼びかけている。