名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを巡る不作為の違法確認訴訟で5日に第1回口頭弁論を迎える県は、地元名護市の稲嶺進市長のほか、生態系や騒音、安全保障などの専門家計8人の証人出廷を裁判所に申請している。8人の採用の可否も焦点となる。
県が申請した証人は稲嶺市長のほか、伊波洋一元宜野湾市長(参院議員)、粕谷俊雄元帝京科学大教授(海洋生物学)、我部政明琉球大教授(国際政治学)、土屋誠琉球大名誉教授(生態系機能学)、渡嘉敷健琉球大准教授(環境・音響工学)、宮城邦治沖縄国際大名誉教授(県環境影響評価審査会会長)、屋良朝博・元沖縄タイムス論説委員。