日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン24」 トレーラーが天願桟橋からキャンプ・キンザーまで公道で移動 沖縄


日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン24」 トレーラーが天願桟橋からキャンプ・キンザーまで公道で移動 沖縄 日米共同訓練で天願桟橋を出るコンテナを積んだトレーラー。手前は抗議するミサイル配備から命を守る市民の会のメンバーを道路脇に移動させるうるま署員ら=29日午前10時20分ごろ、うるま市
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【うるま】陸上自衛隊と米海兵隊による国内最大規模の共同訓練「レゾリュート・ドラゴン24」が29日午前、うるま市の米軍施設・天願桟橋と浦添市のキャンプ・キンザーを結んで行われた。空とみられるコンテナを積んだ3台のトレーラーが午前9時55分ごろから10時20分にかけて天願桟橋を出て、キャンプ・キンザーまで公道を使用して移動する共同輸送訓練を実施した。天願桟橋付近には陸自隊員や米軍関係者30人超が集まり、作業を確認する様子が見られた。

 現場にはミサイル配備から命を守るうるま市民の会のメンバー2人が駆け付けて抗議し、2台のトレーラーを足止めしたが、うるま署員により道路脇に移動させられた。

 共同訓練は今年で4回目、8月7日まで実施する。うるま市の勝連分屯地に開設された第7地対艦ミサイル連隊が初参加する。県内では沖縄本島や離島などの日米施設で実施予定。国内ではほかに山口、熊本、大分、佐賀で行われる。(石井恭子、福田修平)