気象庁の29日午前9時45分の発表によると、台風21号は、大型の台風から、大型で強い台風に変わり、フィリピンの東を1時間におよそ15キロの速さで西北西へ進んでいる。沖縄気象台によると、今後、非常に強い勢力となって31日~11月1日ごろに沖縄の先島諸島に接近する恐れがある。31日は八重山地方が暴風となる見込み。
台風の中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。中心から半径560キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。
31日午前9時には沖縄の南に達する見込みで、中心の気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルが予想される。予報円の中心から半径320キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがある。11月1日以降は北東に進む見込み。
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