22日に政府が主催した米軍北部訓練場の返還記念式典には仲井真弘多前知事も招待され、出席した。仲井真氏は自身による名護市辺野古の埋め立て承認について、20日に最高裁が翁長雄志知事による取り消し処分を「違法だ」と判断し、県が敗訴したことについて「最高裁の確定判決が出た。それに尽きる」と述べた。判決を受けて埋め立て承認が復活することについては「当然だ。私は当時、自信を持ってきちんとやった仕事だ」と述べた。
ヘリパッド移設に伴い北部訓練場の過半が返還されたことには「画期的なことだ。あれだけの面積が返ってくるのは。よく実現したもんだ。20年かかった」と評価した。
翁長知事が同ヘリパッドでオスプレイが運用されることを理由に式典への出席を見送ったことについて、仲井真氏は「ノーコメント」とした。