【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で27日午前、建設に反対する市民ら約150人は早朝から資材搬入を警戒して名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込み、集会を開いている。
午前10時現在、沖縄防衛局による資材搬入などの動きは見られていない。
当初はゲートをふさぐ形で座り込んでいたが、午前9時20分ごろから雨が降り始めたため、ゲート向かいの歩道脇にあるテント内で集会を続けている。
国と県が争った辺野古違法確認訴訟上告審で県が敗訴したことを受けて26日に翁長雄志知事が埋め立て承認取り消し処分を取り消したことで、埋め立て工事の法的根拠が復活した。【琉球新報電子版】