辺野古工事車22台警告 タイヤ摩耗や表示不備


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 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設で、工事用車両22台がタイヤ摩耗など道路運送車両法の保安基準に適していなかったとして、沖縄総合事務局は11日までに輸送業者に警告はがきを送った。

 うち4台は、番号の消失や側面と後面に記載された番号が異なるなど、ダンプ規制法に定められた番号表示に不備があった。

 沖縄平和市民連絡会に所属する土木技師の北上田毅氏が8日に、工事用車両が出入りする米軍キャンプ・シュワブゲート前で22台の写真を撮り、総合事務局に提供していた。北上田氏は「発注者の沖縄防衛局の責任が問われる」と指摘した。

 総合事務局は9日に番号表示について電話で是正指示し、10日に保安基準不適合車両に対する警告はがきを送った。過積載が疑われる車両1台も確認し、県警に情報を提供した。