政治

翁長知事の帽子、大会見守る 土砂投入阻止県民大会

壇上には知事のいすが用意され、帽子が置かれた

 日本政府による米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が進む沖縄県名護市の大浦湾を思わせる“美ら海”色の帽子が、壇上の席に置かれた。翁長雄志知事が大会にかぶっていく予定だった帽子だ。座るはずだった壇上のいすの上に置かれ、大会を見守った。

 帽子は、8日午前、翁長知事の後援会会長の国吉真太郎さんが、浦添総合病院に見舞った際にプレゼントしたものだ。結局、翁長知事がその帽子をかぶることはなかったが、亡くなった後も翁長知事の枕元に置かれていた。帽子は次男の雄治さん(31)が胸に大事に抱えて会場に持ち込んだ。登壇した議員らが「辺野古新基地NO」のメッセージボードを掲げた際は帽子のそばにも同じボードが添えられた。ガンバロー三唱では、演壇の中心に。まるで翁長知事が「出席」しているかのようだった。