ルポライターの鎌田慧さんも県民大会に参加し、「翁長さんの死を無駄にしたくないという一人一人の思いが雨の中でよく表れていたと思う」と評価した。
翁長さんの死が大会に与えた影響については「翁長さんは『辺野古に新基地を造らせない』という思いを必死に背負って死んだ。その死は不幸だが、新基地建設反対の沖縄の民意を固め、政府に闘いの意志を明確に示すことにつながった」と語る。
一方、翁長さんの通夜に菅義偉官房長官が参列に来たことについては「死を弔うことは否定しないが、それを政治的に利用しようというものだ」と痛烈に批判した。